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2015年 07月 21日 ( 1 )

バンド時代のC調 回想記

「南部なおとのバンド昔話」は第10話で終了となりましたが、心優しい皆様の強いご要望があり、タイトルを変更し続けることにしました。
さあ!どんな話が飛び出すかご注目あれ!

バンド用語でC調(シーチョウ)と言う言葉があります。
サザンの桑田君の歌に「C調言葉にご用心」と言うタイトルの曲があったと思いますが、要するに平たく言えば「いいかげん」と言う意味です。
昔話で恐縮ですが、私が巷のハコバンドをやっていた頃は、このC調なバンドマンが大勢いた頃でした。
当時は、調上手いバンドから超下手なバンドまで星の数ほどあった時代で、楽器さえ持って入れば音を出さなくても金をもらえる時代でもありました。
要するにこのメンバーを「立ちんぼ」と言い、経営する店側に対して「ちゃんと人数はいるよ」とアピールして、ギャラを貰っていたのですから、いい加減なものです。
ステージにたくさん人がいれば、出す音が下手な音でも評価されたのです。
聴くお客さんも、目的は酒を飲むことと、ホステスの女性が目的ですから、バンドはあまり関係ないのです。
私も一度だけ立ちんぼを使ったことがあります。
それは、メンバーがドタキャンで来なくなり、やむなく女房にミニスカートを穿かせタンバリンを持たせて立たせました。(笑)
こんな話は山のようにありますので、思い出しながらお話ししたいと思います。

ある日、ボーカルを担当していた山ちゃんと言う演歌歌手がいて、彼は普段は陽気でお客さんやホステスの間で人気者なのですが、実は物凄い「あがり屋」なのです。
重要人物が聴きに来ているような大切な場面では、必ずと言っていい程、心臓を抑えてかがみ込むのです。
「ノミの心臓」と言うやつですね。
どうしようもないので、仕方なくもう一人ボーカルを入れました。
雄二君と言う二枚目なのですが、彼は元床屋さん。
私やメンバーの散髪をやってくれるのでとても助かりました。
二人はとても仲好しになり、当時流行っていたピンクレディーの曲の振り付けを完コピーしステージで歌いながら踊るので、店中大笑い!
あまりに受けがいいのでだんだん増えて行き5-6曲になりましたかねー!?
キーボードの健司君は大の女好きで、薄いサングラスをかけて、演奏しながら店のホステスをキョロキョロと物色し、電話をかけて呼び出し、デートをとすると言うとんでないC調男でした。
そしてある日、店の社長にばれて呼び出され、始末書を書かされるはめに。
危うくクビになる所でした。

今日はこんなところで、お恥ずかしい話はまた明日!

明日はレコーディングです。渡辺さんのキングクレオールさん7名のデキシーランドジャズバンドに演奏していただき私が歌います。
タイトルは「松之山パラダイス。
毎年新潟県の山奥にある温泉地、松之山でジャズフェスティバルをやっており、そんな松之山温泉の歌です。

by nanbunaoto | 2015-07-21 13:05 | Comments(0)