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2008年 04月 15日 ( 1 )

五木寛之さんの講演を聞いて

先日のMDRT大会のメインスピーカーに五木寛之さんを迎え講演を聞きました。
その中でとても興味深い話をされていました。

今、日本の世の中は過去の歴史には無い最悪の状況にある。
世界の中で最も長寿国でありながら、一方では世界一の自殺大国である。
年間3万人以上の人が自殺する国などは世界中探しても何処にもない。
今、日本人は最悪な政治や経済の諸問題の中で大変なストレスを抱え生きており、常に不安な気持ちで生きている。
アメリカのある大学での実験で、数十人の人を一つの部屋に集め、その人達の頭に電極をつけ次のような実験をした。
全員の人に過去の自分のとても楽しい幸せな体験をしたことを思い浮かべ笑ってくださいと言う。  そうするとしばらくしてあちこちから笑い声が出てきて、開場は全員の笑い声でとても幸せに包まれている雰囲気になってきた。
そして、この時の電極から集めた脳波はα波が多く出ていることを確認できた。
その次に今度は、過去の悲しかった事を思い浮かべて泣いてくださいと言った。
そうしたら今度はしばらくしてあちこちからすすり泣きが始まり次第に全員が泣き始めた。
そしてこの時に測ったα波は何と、前の笑った時を大きく越す値を示した。
この実験で判ったことは、笑ったり泣いたりすることは、人間の身体にとってとてもプラスになり
良い事だが、特に、泣くと言う行為は、人間の持つマイナスなストレスを取り除きリフレッシュさせるのにとてもプラスな行為なのだ、と。
最近、日本人が「泣かせる歌」を好むのは、このとても住みにくい日本の中でストレスに打ち勝って生きてゆく為に、自然とその解決の術を歌に求め、悲しい歌を聴きまた歌い、泣く事により
明日のエネルギーを沸き立たせ、ストレスを解消し生きているものだ。

と言うような話しがあり、目からウロコが一枚落ちた気持ちになりました。
どうして最近は中高年層に「しんみりソング」が流行るのかな?と疑問に思っていましたが、これでようやく理由が解りました。

五木寛之さんの話はこの他にもとても興味深い話が多くとても勉強になりました。

泣きなさいーー!笑いなさーい!  こんな歌が流行ったのも、きっとそんな理由ですね。

by nanbunaoto | 2008-04-15 11:17 | Comments(0)