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2008年 03月 28日 ( 1 )

与えられた役割

今日は福岡の南蔵院住職である、林 覚乗 住職の講演の話を思い出したのでご紹介します。

ある企業が、7階建てのビルを持っていました。
各階に社員用のトイレがあるのですが、それがいつも落書きで汚されてしまいます。
社長自ら注意をするのですが、一向に効き目がありません。
「お前達はなんと言う馬鹿者か!」と怒鳴りたいのですが、「その馬鹿を選んだのはあなたですよ」と言われたらおしまいです。 ストレスは溜まる一方。 とうとう社長もさじを投げてしまいました。
ところが、それでも諦めない人がいたのです。
トイレ掃除のおばさんです。 おばさんは西洋紙を四つ切りにした小さな紙に、お願い状を書き、
すべてのトイレの入り口に張りました。 するとどうでしょう。 あくる日から、一切の落書きが消え去りました。  驚いた社長が見に行くと、そこにはこう書いてありました。
「ここは私の大切な職場です。この職場を落書きで汚さないで下さい」
おばさんが、「トイレ掃除は大した仕事ではない」と思ったら、大した仕事ではありません。
反対に、「トイレ掃除は、私のとても大切な仕事なのだ」と思えば、素晴らしい重要な仕事となるのです。 
そして、大切にしなければならないのです。
社長は初めて気付かされました。 「肩書きじゃないんだ。与えられた役割、仕事をどういう姿勢でやっているか、そういう心がけが大切なんだ。思いを代えることによって、職場を変えることができるのだ。」と。 3K(危険、きたない、きつい)という言葉があります。
本人が3Kと思ったら、そこは3Kの職場となります。
しかし、「私にとっては、ここが大事な職場なんだ」と思ったら、どんな職場だって素晴らしい仕事場になるのです。
要は、自分の心がけを変えることが出来る強さを、持っているかどうかの問題なのです。

by nanbunaoto | 2008-03-28 10:14 | Comments(0)