あとひと堀・・・！

ある人が金鉱を探し当てる為に一生懸命山を掘っていました。
１年経っても３年経っても金は出てきませんでした。
もう少しもう少し頑張ろう！きっと金脈に当たるんだ。
そう信じて黙々とある日もある日も頑張り続けました。
１０年経っても探し当てられら無かった彼は、老いた妻や家族に諭されとうとう諦め重い足取りで山を降りたのです。
それから半年後、ある青年がその話しを聞き道具を揃え山に入りました。
コツンコツン！コツンコツン！ゴツゴツ！！ガツーン！！！！
なんと！たった１０センチ掘ったところに黄金に輝く金塊を掘り当てたのです。

１０年間掘り続けた彼はあと１０センチ掘る事で努力が実り大金持ちになれたはずなのに・・・！
いくら悔やんでも悔やみきれませんでした。

あと１０センチの努力！　
そこにはまぶしく輝く黄金の宝物があるのです。