今日は久しぶりにカラオケが上手くなるためのワンポイントレッスンです。
先ず、歌を歌う上で大切なのは「音程」と「リズム(タイミング)」ですね。
皆さんは自分の発する声が正しい音程かどうかわかりますか?
思い切り外れていれば誰でもわかりますが、微妙な音程の違いはなかなか聴き分けられないものです。
私の場合は、小学校の頃からバイオリンを習い耳の訓練をしてきましたから、どんな微妙な音程の違いもはっきりと分かるのですが、一般的にはプロの歌手や楽器奏者の場合でも聴きわけられない場合があります。
一体どうしたら耳が良くなるのでしょうか。
簡単な方法としては、先ず何か楽器を用意してください。
ギターでもピアノでも良いです。
そして何か音を出してください。
それに合わせて声を発生します。
声の音程を自分で少しづつ変化させてどこで一番合っているか、気持ちいい聞こえ方になるかを確認し、順次異なる音でも同じように行なっていきます。
この方法で音程がピッタリ合う位置を自分だけでなく他の人にも確認してもらい進めていきます。
また、ギターを持っている方は、チューニングメーター(市販されています)で確認しながら弦を合わせる訓練をすることも良いでしょう。
これは機会が判断してくれるので確かです。
意外と自分の思っているのと違うものです。
私の場合は、わざと微妙に音程を外すこともあります。
これは「味」を出すためです。
また、音にならない声を出すこともあります。
息を多めに出して、「ため息」ふうに発生したり、泣きを入れたり、下からしゃくり上げたり、上から引張ったり、と表現力を発揮します。
また、ビブラートも大切なテクニックです。
細かい波のビブラートから、大きな波のビブラートまで、自在にかけられると良いですね。
曲調に合わせ、盛り上げや下げに使います。
全くビブラートを付けずに歌うことも出来なければなりません。
これが一番大切かも知れませんね。 基本中の基本です。
何れにしても、腹式呼吸をマスターしお腹から声を出す様にしてくださいね。
今日は、基本編の中から「音程」の取り方の訓練の仕方を書いてみました。
ご質問がありましたら遠慮なくメール下さい。
やっと涼しくなりましたね。
音楽の秋、芸術の秋を思い切り楽しみましょう!