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「母さんの記」誕生エピソード その2

反響があり その2を お届けします。

父は当初福井県庁に勤務していましたが 給料は安く家族を食べさせて行くにはかなり困難だったそうです。
そして途中で民間の建築会社を紹介され転職し軍隊上がりのど根性で頑張り、我々家族を守ってくれました。
休みという休みはほとんど無く働きずくめだったので、休日に父と遊んだり家族旅行をしたことは一度もありませんでした。
母も仕事一筋で早朝から小学校に勤めに出て行きましたので私の幼少期はいつも祖母に遊んでもらっていたのです。
父も母も大変真面目な性格で、私が少しでも間違ったことをしようものならこっぴどく怒られたものです。
例えば、食事の時などはびくびくしながら食べなければなりません。
空腹のあまり調子に乗ってご飯をおかわりしても、それを残したり、またご飯やおかずをこぼそうものなら即座に父のビンタが飛んでくるのです。

私には2歳年上の兄がおり、兄は長男としてとても可愛がられて育ちました。
頭も良く何をやっても立派にこなすのです。
そんな兄といつも比較されて「直ちゃんは駄目やねー!兄ちゃんをもっと見習いなさい!」と叱られるのです。
そんな生活のなかで私は知らず知らずのうちに人見知りをするようになっていったのです。

でも母は大好きでした!

明日に続きます。
乞うご期待!
サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

by nanbunaoto | 2009-04-21 18:00 | Comments(0)